木星期から土星期への移行
老いるということ

木星期から土星期への移行

人は木星期(45歳~55歳)でいわゆる、おじさん・おばさんになります。木星の拡大効果により穏やかで寛大になり、若い時のようにとがった雰囲気やギラギラとした闘志は鳴りを潜め性格が丸くなるのです。

そして55歳をすぎると70歳まで土星期に入ります。土星は制約や制限を設けますから、だんだんと身体が動かなくなってきて人々は老いを実感します。肌には張りがなくなり、皺が増えます。関節が痛み行動は制限され、親や兄弟との別れを経験します。

60歳頃にはサターンリターン(土星回帰)も迎えるのですが、人生で言うと定年退職を迎え次のセカンドキャリアを考える時です。ご主人が定年を迎えれば、家での過ごし方も変わってくるでしょう。

土星というのは結果を残す天体です。これまでの功績が称えられ大きな評価を受け取る人もいれば、無理がたたって病を通して休養を余儀なくされ、人生をリセットするような経験をする人もいるかも知れません。

なんだか土星期には寂しさしか待っていないような気になりますが、そんなことはありません。土星は師匠・師範でもありますから、その道のスペシャリストになったあなたが後世に技術を伝承したり、指導したりすることで老後の生きがいを見出せるのです。

木星期から土星期への移行は、築いた財産や功績をどう後世に残すかも含めて、老後の生きがいや過ごし方を考える時期と捉えるとなんだかわくわくしませんか?

年を取るというのは必然です。誰もが年を取り、老いて行くという点においては皆平等なのです。ただ老後に受け取る評価というのは、これまでの人生をどう生きてきたかによって大きく違ってくるでしょう。