愛について

結婚に向かない人っている?_その3

恋愛と結婚のギャップ

恋愛結婚が主流となった現代において、恋愛していた時と比べて結婚後に相手の態度が変わってきたということはよくあります。付き合っている時は優しくスマートで羽振りもよかったのに、家庭では一人で籠りがちでお金に細かく、いつもテレビばかり見ているというような例です。結婚前はあんなに積極的だったのに、なぜこうなってしまったのでしょう?これは極端な例にしても、恋愛期間と結婚してからのギャップというのは多かれ少なかれ誰もが感じるでしょう。

占星術では恋愛期間を火星と金星、結婚してからの夫婦像を太陽と月でみます。そして家での生活の様子は月が教えてくれます。恋愛結婚の場合お互いの恋愛観が似通っている人と恋に落ちるわけですが、恋のうちは火星と金星の攻撃性と受容性が惹かれあいます。火星は男性の猛々しいエネルギー、金星は女性の愛され度合いを示します。一般的に占星術で天体と天体が90度の角度を取ると摩擦が起こると言われているのですが、金星と火星に限ってはその摩擦が刺激に変わります。恋愛にスリルや非日常を求める人は火星や金星が何かしらの天体と90度を取っている人が多いのですが、そういった人たちが結婚をすると今度は太陽や月に移行するので金星や火星とのギャップが生じた場合、私が愛した人はこんな人だった?となってしまいます。

一方、ギャップがなかった場合(太陽と火星が同じサイン、月と金星が同じサインなど)は結婚して落ち着くかと思ったら全くそうではなかったということも起こりえます。よく月はご飯で金星はおかずに例えられますが、ご飯は毎日食べられるけれども、おかずだけでは生きられないということですね。(炭水化物抜きの人もいるかも知れませんが)しかしこれらの天体に相手の土星が120度で絡むと安定をもたらし結婚に永続性を与えます。土星というのはつまらない日常を与えるかも知れませんが、家庭を営む上で欠かせない天体なのです。

次に続く…

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