蠍座

蠍座(10/24〜11/22)

日常から陶酔の世界へ

-前半は縁故の関係を大切にする時。後半は広く交友関係が発展-

木星はルーティンやライフワークの部屋を運行し、蠍座の人たちの日常にスポットライトを当てています。5月以降、あなたが普段過ごす場所では大きな変化が起こり、これまでとは違う業務を担ったり、これまで過ごしてきた場所を離れたりということがあったのではないでしょうか。

大きな変化を受けて額に汗しながらこなしていると思いますが、蠍座の人たちはとてもタフですから、前向きな気持ちでそれらを受け入れていることでしょう。

6月5日から10月23日まで水瓶座に滞在している土星が逆行するのですが、長らく仕事の部屋に滞在する土星が逆行することになります。これにより自身の責任の在り方、仕事におけるスタンスといったものに見直しが入ります。8月1日頃はパートナーの部屋で火星と天王星が重なり、仕事の部屋の土星と90度を取ることから、仕事か大切な人かで葛藤することになります。もしこれまでの仕事の進め方で大切な人との関係性が上手く行かないようなことがあれば業務の進め方や家事の分担など、軌道修正を図るタイミングとなるでしょう。

そして9月10日から10月2日までは天秤座から乙女座で水星が逆行するのですが、蠍座の人たちにとっては一つ前の部屋~未来の部屋で逆行することから、この時期過去を清算して未来への足掛かりを掴むような出来事が発生しやすくなります。気になっていた人や物があるならこの機会にしっかり向き合い、過去に葬りましょう。9月27日に乙女座に滞在する金星と水星が合流すると前向きな話が舞い込んできたり、待たされていた計画も折り紙つきで発信したりするでしょう。

次に今年二度目の日蝕が10月25日に蠍座で起こります。日蝕はあなた自身の星座で起こりますから、生まれ変わるような体験や今後の身の振り方が変わるような出来事が発生しやすくなります。このインパクトは今後半年に渡って影響を与えるでしょう。金星も近くにいることから、イメージチェンジやあなたの魅力を最大限に引き出すアイテムの購入なども吉です。環境の部屋の冥王星とは90度を取るので兄弟姉妹の関係がガラリと変わったり、今後全く思ってもみなかったスキルにチャレンジしたりということもありそうです。

そして11月8日には牡牛座で二度目の月蝕が起こります。パートナーの部屋で月蝕を迎えますので、あなたが愛する人の思わぬ一面が露呈するか、逆にあなた自身の心変わりが起こるかも知れません。パートナーとの潜在的な問題があるならこの機会に話し合い、問題から逃げないことが大切に。目を瞑っていても何れは見開く時が来るでしょう。

10月30日からは年内いっぱい火星が双子座で逆行するのですが、蠍座の人たちにとっては7月から半年以上他人の財産の部屋に火星が滞在することになります。良くも悪くもあなたが頼りにする人からのサポートが期待できる時期ですが、逆行期間中は計算違いが起こりがちに。あてが外れる、すんでのところで肩透かしに合うなどもあり得ますのでいざという時の財源は確保しておく、バランスを大事にして助けてもらったら今度は自分がカバーに入るなどの姿勢が大事です。

次に牡羊座を運行していた木星が、10月29日から12月20日まで魚座に戻って行きます。これまでにあなたの過ごす環境に変化を起していた木星が、今度は愛や創造性の部分に追い風を送り込みます。自分らしくいられなかった人、なんだかもやもやしながら居場所を構築してきた人も、自分がやりたかったことはこれだ!と開眼するような出来事が起こるでしょう。愛でも仕事でも、あなたの想いやイマジネーションをストレートに出すような時期です。

そして今年最後の水星逆行は12月29日から山羊座で発生します。コミュニケーションの部屋で発生することから、年末の計画や旅行の予定などは入念すぎるほど準備するに越したことはありません。一緒に出掛ける人にも早めにシェアしておきましょう。家族や親兄弟とゆっくり過ごし、懐かしい人を引き合わせてくれる年末年始となるでしょう。