全体運
Fortune of the second half in 2022
2022年後半の運勢
Jupiter moves to Aries
―木星がビーチフラッグを一番乗りで獲るよう促す―
5月11日から10月28日まで木星は魚座から牡羊座へ進み約5ヶ月強滞在します。これまではまわりと足並みをそろえ、人の気持ちに寄り添い同調路線だったのが、個人で動くようになり自分の個性を活かして先ずはやってみるというような風潮に変わります。
牡羊座は12星座で一番最初の勢いのあるサインで自分の個性を重んじ、他者と一線を画すサインでもあります。世の中の雰囲気がガラリと変わり、物事が急ピッチで進み行きつく暇もないくらいエキサイティングな展開が期待出来るでしょう。人の顔色をうかがい遠慮しているとこの流れに乗り遅れてしまいそうなので即断即決で進めるくらいがちょうどよさそうです。
水瓶座に滞在する土星とも相性がよいことから、ちょうどよいブレーキ加減であなたのチャレンジを進めることが出来るでしょう。改革に必要なテクノロジーやメソッドも提供されるようですからこの5か月間の成果はかなり期待出来そう!!
Saturn Retrograde
―定期点検―
6月5日から10月23日まで水瓶座に滞在している土星が逆行します。土星は一つのサインに約2年半滞在するのですが、逆行は年に1回発生します。逆行中はあなたが鍛錬してきたことや成長を求められてきたテーマにおいて見直しを行い成長度合いを確認する時間が訪れます。
具体的には問題点が発覚したり、対応しなければならない案件が発生したりするでしょう。これを放置すると安定的な土台が築けず、後でもっと大きな問題となりさらなる労力が求められます。幸いにも牡羊座を運行する木星と角度がよいことから、すんでのところでそれを知らせ、急ピッチで対応にあたるようあなたを促すでしょう。
Mercury Retrograde
ー急がば回れー
水星の逆行は年に3回程度起こり通常は一つのエレメントで発生するのですが、2022年は風と地のサインで水星逆行が起こります。風サインは特にコミュニケーションを扱いますから、逆行時の人との行き違いは多くなるでしょう。そして地のサインに戻っていくと私たちが実際的に定着していない物事において、一度個人目線で再度取り組むよう促します。
9月10日から10月2日まで天秤座から乙女座で逆行する水星はあなたが共にするプライベートまたはビジネス上のパートナーとの問題点を気づかせ、よりよい関係性のために何ができるかを再考させます。
そして乙女座に戻っていくとあなたの役割・スキル・環境などにおける問題点を露わにし、もっと活用できる方法を考えさせるでしょう。例えば恋人との関係が上手く行かないことが発端となり、住環境を改善するために引っ越しするとかビジネスパートナーとの付き合い方を見直し、もっとよい職場がないか模索するなどが考えられます。
そして今年最後の水星逆行は12月29日から山羊座で発生します。師走の忙しい時にさらなる混乱を予想させるこの逆行は、私たちが確実に獲れると思っていたものをお預け状態にします。ポジションや報酬など、もっと手堅く得る方法を知るきっかけを与えてくれるので落胆せずに過ごしましょう。年末は古い関係をつなぎ合わせ、懐かしい人に引き合わせてくれるかも。帰省や旅行の予定は早めに動くことで混乱を避けて。
Eclipse
ー蝕のラインが牡牛座と蠍座へ移動ー
2022年は蝕が起こるサインが牡牛座と蠍座に変わっています。今年最初の日蝕月食は5月に起こったのですが、大きな変化を体験した人も多いでしょう。いまはまだそれがどういう意味かわからなくても、長い年月をかけてあれが節目のタイミングだったなとわかるような出来事が蝕では起こりやすいのです。
今年二度目の日蝕は10月25日蠍座で発生します。この日蝕はあなたを変容させ、愛する人のためにあなたが脱皮するような体験をもたらすでしょう。恋人とのパワーバランスの変化や、あなたが心のよりどころとしている関係に新しい局面をもたらします。蠍座は徹底的に相手と関わり、全てを受け入れ、変容していくサインです。中途半端なお付き合いは終焉を迎え、その絆が本物なら愛のために身を投げうつ激しくて深い愛を体験出来るでしょう。
そして11月8日には牡牛座で二度目の月蝕が起こります。牡牛座は金銭や不動産などあなたがこの世で得るものや、衣食住などの豊かさを取り扱うサインです。そこに暗い影を落とすこの月蝕は、何かしらの出来事を通してあなたの欲が露わになり、それを捨てなければならないことを示唆します。
人は欲がなければ生きられませんが、あなたが求める対価が正当なものか、我欲によるものでないかがこの月蝕を通して明らかになるでしょう。
Mars Retrogurade
ー足元をよく確認してー
10月30日から年内にかけて双子座で火星が逆行することにより、マルチに手がけていたことや人との気さくなやりとりがスムーズに行かないように感じるかも。火星は行動やエネルギーを示すことから、衝動的に人に会ってトラブルを生んだり、あなたの中での得意分野がわからなくなってしまったりするでしょう。
火星の逆行中はスカートの裾を踏まれるような出来事が起こりがちです。或いは、あなたがダンスする相手の足を踏んでしまうということもあるでしょう。少し落ち着いて、ゆっくりと確実な足取りで進めることでトラブルを回避出来るでしょう。そしてあまり手を広げすぎないことも大切。双子座はマルチなサインで興味の赴くまま何でも器用にこなします。しかし火星が逆行している間はそれが裏目に出て中途半端な結果になってしまったり、過度な負担になってしまったりしがちです。
逆行期間中に空回りしたことがあるなら、それは見直しが必要。あなたの情熱の傾け方やエネルギーの出し方を調整してみましょう。
例えばたくさん手がけてきたことが上手く行かなくなり一つに絞るよう迫られるとか、出所のわからない情報源を精査し確実なものだけを採用するなど、双子座らしい物事においてエネルギーを絞っていくことで次に何がしたいのかが見えてくるでしょう。
Jupiter returns to Pieces
ー愛の最終局面ー
木星は牡羊座に進んだ後、その後魚座に戻り10月29日から12月20日まで魚座に滞在します。2021年12月末から2022年5月までにあなたが拡大しようとした物事について、木星があなたが望む形で完成させるチャンスを与えるでしょう。
木星が魚座に滞在いたときは人々が慈愛に溢れ、協調性や調和といったものを重んじ、人の気持ちに寄り添うホスピタリティの精神が強調される世の中でしたが、もう一度そういったテーマをそれぞれが感じ取ることになるでしょう。社会貢献活動に参加してもよいでしょうし、チャリティやボランティア、募金などあなたのホスピタリティを発揮する場所と機会はいくらでもあります。年内最後の2ヶ月間でぜひ愛を通して社会と繋がる体験をして頂きたいと思います。
そしてあなたが投げかける愛、受け取る愛についても最終局面を迎えます。魚座は大変ロマンティックな星座で知られますが、年末に大きなロマンスを体験する人もいるでしょう。魚座が取り扱う夢や希望、そして海を思わせるような大きな愛はあなたを包み込み、もう二度と離れたくないと思うような素晴らしい愛をもたらすでしょう。