愛について

浮気なサイン

-浮気しやすい特徴的なアスペクト-

気が多いサインというのは確かにあります。風サイン(双子座・天秤座・水瓶座)は関係性の定着にフォーカスしておらず、その場の状況に流されやすく新しもの好きであったりするので出会いも多く、情事が度々発生するでしょう。深くはなく軽いスタンスなので社交上手で関係性がどんどん広がりやすいのです。しかし風サインだというだけで浮気をするという訳ではありません。加えて金星や火星に天王星がアスペクトを取り、5ハウス(恋愛の部屋)や7ハウス(パートナーの部屋)にライツ(太陽・月)が位置する、主要な個人天体が5ハウスや7ハウスに入りハードアスペクトを形成する場合は情事に縁のある人生になりやすいでしょう。

すべての男性・女性が浮気をするという訳ではありませんが、火星や金星に絡む天体や形成するアスペクトによっては情熱が増し、恋愛が多くなる傾向があります。天王星は特に人生に新規的な要素をもたらし、方向転換をさせるのでそれが恋愛のエネルギーを生む金星や火星とアスペクトを取ると、当然色恋の多い人生となるのです。恋愛が人生に大きな影響を与えるので、つき合う相手によって大きな方向転換が生まれやすくでしょうなるでしょう。

しかし一見相手からの影響のように思われる場合でも、出生図で金星や火星が天王星とアスペクトを取っている人は元々好奇心旺盛で、未知の出来事を心の奥底では望んでいます。本人が自分の嗜好性に気づいているかどうかは別として、選ぶ相手に真の願望が現れる場合もあるでしょう。

若い頃からずっと優等生で性癖の悪い異性とつき合うなんて想像もしなかった、というケースはその人の出生図に異性の傾向が表れています。(もしくはトランシットの天体でその誘惑があったか)

相性の極意は、惹かれあう何かがお互い一致しているかです。恋愛観・道徳観・人生観含めて自分自身を相手を通して見ているのです。

また、恋愛の相性に限っては金星×火星の90度など、スクエアがOKとされます。これは情熱や興奮といった恋愛特有の感情として現れ、男女を瞬く間に恋愛へと導きます。つまり、スクエアでも接点があったほうが恋愛に発展しやすいのです。その後のぶつかり合いや困難は別として。

全く接点がなければ、タイプではない(恋愛観が合わない)となり、箸にも棒にも引っかからないでしょう。安定的な関係を望まず次から次へと相手を変える、浮気を繰り返すのは本人の出生図で困難なアスペクトを抱えているケースが多いです。次回はサイン別の浮気について考察します。